寒露の俳句
寒露(かんろ)
10月8日~10月23日頃
寒露とは、草花に降りる冷たい露のことで、夜が長くなり露がつめたく感じられるころで
朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります
夜空を見上げるとより美しくきれいに輝く月が見られます
「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があるとおり、気候がよくなり、秋の味覚が出揃う季節だけに食欲も全開になる
冬の寒さに向かって十分栄養を摂って体力をつけておきたい季節です
この「天高く馬肥ゆる秋」には、もともと中国で「秋になると馬が十分に育って騎馬民族が攻めてくるから要注意」という意味があったようだ
競り合って豆あぶりあう稲屑火よ
夏至
6月21日~7月06日頃
夏至には「日長きこと至る(きわまる)」という意味がある
日本を含む北半球では一年の中で最も昼の時間が長くなる
この時期は北の地方ほど昼の時間が長く、北極に近い北欧などでは太陽が一日中沈まない「白夜」が起きる
南北に長い日本列島では北へ行くほど昼の長さが長くなり
冬至の日と比べると
東京で約5時間
根室で約6時間半
長くなる